お爺ちゃんが来たら仕方がない。
ちちおや
かばう系アビリティ持ちで原作遵守。「プリンセスガード」と違ってダメージ軽減のあるかばうであり、このタイプのアビリティはSSスタイルで初出となります。タイガーで使うタイプじゃありませんな。
器用貧乏なスタイルで何でも出来るわけですが、特筆すべきは「サブマシンガン」。陽やら斬やら熱やら突やら冷やら・・・消費８の威力D～Cは色々と出ましたが、打は初出となります。今回のサブマシンガンは威力がCなので「たくさんとかす」と同程度の威力が期待できます。
さらに「グレートアドベンチャー」。威力Dの確定３回攻撃ですから打のイグニッションスキャターです。しかも防御＋挑発を付与してくれます。しかも打と斬の２属性。消費１３なので覚醒すれば開幕から飛ばせます。なかなかの壊れスキル。
ただ、ユリアンほど硬くありません。鉄壁もかっちかちもありません。体力と精神の補正も１０％ほど低いわけです。防御が乗るとはいえ、複数回の攻撃をかぶったら落ちるでしょう。やはりタイガーは厳しい。
ユリアンの攻防一体って「ガードアップ付与」なのです。なので最終皇帝のアビリティとか水祭とかダンシングリーフとか、ああいう防御付与とすごく相性が良い。ガードアップと防御は別枠です。
対してちちおやは自身のスキルで防御を乗せてしまうので、別のもので上乗せするってのが出来ないんですよ。佐賀アセルスの「気合い」と金獅子姫の「獅子の構え・纏」なんかでしかガードアップは付与されなくて、これらは自身が対象となるスキルであります。
つまり「グレートアドベンチャー」は壊れスキルなのではなく、「強い攻撃スキルだけれども、数ターンで死亡が確定しますよ。」という自爆系スキルなのでしょう。釣り合い取れています。そして素晴らしき原作遵守です。こういうことをきっちりやるのがこのゲームの素晴らしいところだと本当に思うわけですよ。
なのに何でロマサガ３は微妙なの・・・？
アポロン
強敵戦型なのに全体攻撃が豊富・・・という難しさ。
新規からするとこういうスタイルの方が良いんですが、ある程度まで進むと周回か強敵のどちらかに特化したスタイルしかいらないんですよね。あとは特定のシリーズや特定のキャラクターのファンが得をするくらい。
アポロンは高速周回をするに「逆境の攻防」が死にアビでして、これが勇健だったら周回ですごく便利なスタイルであったでしょう。しかし殴り殴られでクエストを突破していく新規勢からすればすごく便利。
うーん、鬼周回を数ヶ月強要されている身からすると、こういうスタイルはいらないなぁと思ってしまいます。ポルカやアウナス、ジョー、ミリアム、ボルカノ、ブーケ、デスで足りるんでね。あと水着ヴァンレも。
バルテルミー
はい来ましたイグニッションスキャター。それだけの価値しかない男とも言えます。
微妙に価値があるのは知力枠で突を飛ばせる点。これは新リズのアイシクルシュートしかなかった分野でして、単体攻撃は初出です。この「フレイムマジック」も便利なものです。
器用さもそこそこ高いのでカットインや円舞剣を継承させる手も・・・ないっすね。えぇ、ありません。いや、突周回ならば６・６・３でカットインを使う手も無きにしろあらず・・・ですか。
弱点集中３がありますので、カットインの方がダメージが上のパターンはあるかもしれません。威力Bと威力Dですから皆無に近いんですようけれど、熱耐性次第では。・・・全く意味がないってこともなさそうですね。
はっきり言ってアニテルミ爺さんがいないと弱いっす。周回火力もアニバの方が上っす。新テルミさんは幻影がついているので娘さん＆聖王のラピスト運用がベストっす。体力と精神が低いので普通に使っては強敵戦でもお荷物です。
でも娘聖王ラピストで使う分には幻影は神ってるアビリティなので、どんどん使うべきだと思います。アセルス×２とビューネイに続く４例目の幻影です。幻影イグキャスはイメージよりずっと強いでしょう。器用さが高いので通常攻撃も足を引っ張りません。
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