ロマサガRSにあって

ロマサガRSを平坦に遊んでいるのです

ボーラーと高火力全体の間の子

周回に必須と言える2つの要員があります。それこそがボーラーと高火力全体です。

ボーラーとはボールを投げる者のことで、初出などはさっぱり分かりませんが、ライトボールからの用語なのでしょう。ここから派生して「低BP消費の全体攻撃を打つ者」とされています。

コレに対して高火力全体攻撃があります。これについて略語などはない様子です。消費10~13(覚醒)の全体攻撃を指し、1ラウンドや2ラウンドを一発で仕留める役割を担います。そのためファストであることが望ましい。

 

気づかれている方は多いと思いますが、この2つとは別に強力な周回要員が最近になって誕生しました。それこそが新アルベルトです。

頭がとろけそうな気絶の入り具合が有名でして、そのため「デスベルト」という通称がつけられ、また今回の財宝イベントでは重要なスタイルに位置づけられました。

ところが、これは一側面でしかありません。重要なのは威力です。

 

彼の代名詞となった「王者の剣」は、気絶付与という要素を除いてなお、壊れ技であるのです。消費6(覚醒)で威力14というスペックは、状態異常付与を持つとは思えないほど規格外な代物であります。

詳細は便利ツール様などを参照ください。王者の剣は別の領域にあることがおわかりいただけるでしょう・・・。

私はビューネイとマドレーンを引かない直接の理由がこれです。「消費2~4のボーラーは時代遅れになりつつあるのではないか?」と。

 

よく考えてみますと・・・バルテルミーなどのボーラーを人権と呼ばせるに至ったのは熱風などのボール術(技)が理由ではないのです。

バルテルミーの代名詞は熱風ではありません。初手ファストのアバドンハンズこそが代名詞。アバドンハンズで殲滅し、2ラウンドでも熱風を打ち、練気旺盛が発動すれば3ラウンドでも熱風が出ます。そして1ターン確殺における絶対正義のアビリティ「強襲3」・・・。

この他に素早さのステータスも重要となりますが、やはりボールそのものの質よりも、その前に放つBP高消費による殲滅こそがキーであります。

 

バルテルミーをガチ勢向けと評価しましたが・・・ビューネイよりはマシであると思います。アースライザーを発動させるならば1ターン無行動はマスト。これは相当に厳しい条件です。

まず連携事故を避けなくてはなりません。またビューネイの素早さは相応のものですから、1ラウンドはファストを利用した早い殲滅が望まれます。限られた選択による素早い殲滅・・・ともなりますとガチ勢の手技であると言わざるを得ず。

 

マドレーンは高火力全体を持ちません。あるにはありますが、烈風剣のスペックは旧時代的。

自然と迅雷→狐月→狐月となりますが、実際問題として、これらの技は火力不足の代物であります。2属性だから・・・と言い訳ができますし、実際に斬・雷の2属性は超がつく有能。それでも器用貧乏の感は拭えません。

ボーラー・オブ・ボーラーと言えばマドレーンです。ボーラーというジャンルはマドレーンにより完成したと言うべき。故に、ボーラーの抱える難しさを最も体現したスタイルでしょう。

ビューネイとは逆に、マドレーンはライトユーザー向けのキャラクターなのです。半年は周回のスタメンを張れると思いますよ。

 

ライトユーザーはボールを投げ続けるしかないのか?って話。ここで話が戻ります。

そう!ここで消費6(覚醒)の全体技(術)なのです!確実にダメージを稼ぐマドレーンに対して、中火力×2を保証することが出来ます。超高速周回は難しいでしょうが、3ターン殲滅のハードルは下がるはずです。

このジャンルはこれから広がっていくはずですから、ボーラーはマドレーンがあれば十分です。バルテルミーや海の主の娘など、初手ファスト組を交えれば一層楽でしょう。

 

ということで、今後は王者の剣タイプの技が増えるという予想でした。

アルベルトだから火力を感じないのだと思います。これで勇健強撃4or弱点集中4+テンション4だったらイメージが変わりますよ。

また、状態異常付与のないパターンならば消費6(覚醒)の威力Cがありえます。練気掌を連発出来る時代が来るわけですなぁ。

 

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